男性も葉酸が必要なんですって。

妊娠を望む女性や、妊娠初期には、400マイクログラムの葉酸の摂取が必要です。
これは、赤ちゃんの神経管閉鎖障害を予防する為で、最近では母子手帳にも記載され始めてきていますので、ご存知の方も多いと思います。

あまりよく知らない方は、葉酸の情報を参考にしてみてください。

今回は、赤ちゃんが欲しい男性も、しっかり葉酸を摂っておいたほうが良いみたいです。

米医学誌「Human Reproduction」3月20日号より。
健康な男性89人の精子を分析するとともに、亜鉛、葉酸、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチンの摂取について尋ねた。その結果、葉酸摂取量の最も高い群(722〜1,150μg/日)は、摂取量の低い群に比べて精子異常の発生率が20〜30%低かったという。

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◆摂取しているサプリメント商品[2008年3月9日〜15日累計]
 1位 → 大塚製薬「ネイチャーメイド マルチビタミン&ミネラル]
 2位 → ファンケル「ビタミンCアセロラ配合 90日分」
 3位 → 山本漢方製薬「大麦若葉粉末 シェーカー付 170g」
 4位 → アサヒフードアンドヘルスケア「ディアナチュラ マルチビタミン&ミネラル 56粒」
 4位 → DHC「ビタミンBミックス 60日分」

マルチビタミン&ミネラルは、3週連続で1位との事です。
やはり、複数のビタミンやミネラルが入っている事から、人気なんでしょうね。

実際、各社のマルチビタミン・ミネラルがどれぐらいお得なのか比較しているサイトを見つけましたので、紹介しておきますね。
こちらのサイトの左メニューの「各社のサプリメント比較」をクリックすると比較表がみれますよ。

乳製品の発ガンリスクが高まる。

カルシウムを補給でる食品で真っ先に思いつくのが牛乳なのど乳製品ですが、この度、厚生労働省の調査で、乳製品が前立腺ガンの発症リスクを高める事が分かったそうです。

カルシウムはサプリメントで補給するのも、低リスクで効率的かもしれませんね。


乳製品をたくさん食べる男性は、ほとんどとらない男性に比べ、前立腺がんの発症率が約1・6倍になることが、厚生労働省研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査で分かった。乳製品は骨粗しょう症や高血圧、大腸がんの予防に有効だとする報告も多く、研究班は「乳製品の摂取を控えた方がいいかどうかは総合的な判断が必要で、現時点での結論は出せない」としている。

 研究班は、95年と98年に登録した全国10府県に住む45〜74歳(登録当時)の男性約4万3000人を04年まで追跡。このうち329人が前立腺がんを発症した。牛乳やヨーグルトなど乳製品の摂取量によって4群で分析した結果、最も多い群は、ほとんどとらない群に比べ、前立腺がんの発症率が約1・6倍になった。摂取量が多いほど危険性が高まる傾向がみられた。

ビタミンCで、白内障も予防。

美容や風邪予防に有効なビタミンCですが、白内障予防にも活躍するみたいです。
4割ちかくも、発症のリスクを抑えるらしく、かなり有効な結果ではないでしょうか。

調査は、1995年に45〜64歳だった約4万人を対象に行われた。食事の内容からビタミンCの平均摂取量を割り出した上で、2000年の時点で、老人性白内障と診断されたかどうかや手術歴などを尋ねるなどして、摂取量と、この目の病気を患う危険性との相関関係を割り出した。

 それによると、男性で1日あたり摂取量が最も多い集団(中央値211ミリ・グラム)に属していた場合は、最も少ない集団(同52ミリ・グラム)に属していた場合に比べて、発症のリスクが35%、手術を受けるに至る危険性は30%下がることが判明。

 女性の場合も、摂取量が最も多い集団(同258ミリ・グラム)の場合は、最も少ない集団(同75ミリ・グラム)に比べ、発症リスクが41%、手術リスクも36%低かった。

カンテキンパワー、緑茶はやっぱり凄かった。

5万人を対象にした、大規模な追跡調査の結果、緑茶を1日5杯以上飲むと進行性の前立腺ガンになる確率を52%も現象したそうです。
緑茶に含まれるカテキンの力だとおもいますが、なにかと効果を持っていますね。

緑茶をよく飲む男性ほど、進行性の前立腺がんになる危険性が下がることが19日、
厚生労働省の研究班(班長=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の
大規模調査でわかった。

1日5杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、危険性は約半分だった。

研究班は、40〜69歳の男性約5万人を対象に、1990年代初めから10年以上にわたって
追跡調査。404人が前立腺がんを発症した。うち114人は、前立腺以外にもがんが広がっている
進行性がん、271人が前立腺にがんがとどまっているタイプと診断され、16人は不明だった。
こうした患者の食生活を調べたところ、緑茶1日5杯以上飲む習慣がある人は、
1日1杯未満の人に比べて、前立腺がんになる確率自体は変わらなかったものの、
進行性のがんに発展する危険性は52%に減った。

動物実験などで、緑茶の成分のカテキンは、がん細胞の増殖や、前立腺がんの危険性を高める
男性ホルモンのレベルを抑えることが分かっている。

美容サプリメント【ビタミンCやビタミンA】

美白を目指す上で必要なことは、メラニン色素を除去することと、ターンオーバーをスムーズに行なうことです。

ターンオーバーが乱れると、肌が白く生まれ変わらないだけでは無く、他にも古い角質が肌に残り、保湿力が低下しますので様々な肌トラブルを引き起こす原因となります。

では、美容のサプリメントとは、どのようなものなのでしょうか。

下記に代表的な栄養素を簡単にまとめてみましたので、参考にして下さい。

【ビタミンC】
メラニン色素を除去するとともに、ビタミンCがコラーゲンの生成を助けますので、新しい肌細胞を作る際に大事です。

【亜鉛】
肌の生まれ変わりをスムーズにする働きを亜鉛が持っていますので、不足すると、肌の新陳代謝が上手にできずに、古い肌細胞が残ってしまいます。

【ビタミンA】
乾燥肌の改善には欠かせないのが、ビタミンAです。他にもターンオーバーを促進することで、肌の健康を保ちます。

【アミノ酸】
肌は、アミノ酸から作られます。
また、コラーゲンを作り出すためにも、アミノ酸は欠かせません。

ビタミンB6で、心筋梗塞を予防。

厚生労働省の調査で、ビタミンB群の摂取量が多いと、心筋梗塞や虚血性心疾患に罹り難い事が報告されました。


ビタミンB群を食事で多く取る人は心筋梗塞(こうそく)になりにくいことが27日までに、
厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎国立がんセンター部長)の大規模
疫学調査で分かった。どれか1つだけでは効果がなかった。

研究班は1990年と95年、岩手、秋田、長野、沖縄の4地域で、40〜59歳の男女
約4万人の生活習慣を調査。約11年の追跡期間に、男性201人、女性50人の
計251人が心筋梗塞などの虚血性心疾患になった。

食事内容からビタミンB6、B12、葉酸の摂取量を算出してそれぞれ5群に分け、
喫煙や肥満、ビタミン剤摂取などの影響を除いて発症リスクを比較。その結果、
いずれも摂取量が多いとリスクが低い傾向がみられた。

心筋梗塞に限るとより顕著で、最も少ないグループに比べ、最も多いグループは
葉酸で約4割、B6、B12で約5割低かった。

また、摂取量が多いか少ないかの組み合わせでも検討。3つすべて少ない人は、
すべて多い人の2倍以上のリスクだった。1つだけ多くても他の2つが少なければ
同様に高リスクで、特にB6が少ないと、ビタミンB12と葉酸が多くても2倍以上だった。

研究班は、これらを満遍なく、特にB6を多く含む食品を積極的に取ることが、心筋
梗塞の予防につながる可能性があるとしている。

イチョウ葉エキスの効能

イチョウ葉に含まれる有効成分であるイチョウ葉エキスには、認知症を予防する効果があることで有名です。

イチョウ葉エキスは、ドイツなどでは既に医薬品として認可されており、その効用に注目が集まっています。

イチョウ葉エキスの効果を生み出している主要成分は「フラボノイド」と「ギンコライド」と言われており、ギンコライドについては、イチョウ葉にしか含まれない特有の成分です。

イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイドの血液循環の正常化作用により、認知症の予防、脳の活性化、脳卒中や心筋梗塞などの予防、耳鳴りや冷え性の改善、発毛や育毛などに期待されています。
また、ギンコライドに作用により、アトピーや花粉症などのアレルギー症状の緩和に期待されています。

イチョウ葉エキスは、DHAと併用することで、より効果的に脳の活性化に役立つと言われており、サプリメントでも、これらの組み合わせが人気となっています。

老化防止にはビタミンCで!

第8回抗加齢医学会総会レポートで、老化とビタミンCの関係が発表されました。

ビタミンCは、人とサル以外の動物は体内で合成できます。
今回、東邦大学薬学部の石神昭人准教授は、マウスの遺伝子を操作することで、ビタミンCを体内で合成できないマウスを作る事に成功しました。

今回の実験は、この「SMP30遺伝子ノックアウトマウス」を使って実施されたようです。

SMP30遺伝子ノックアウトマウスにビタミンCをまったく与えずに育てると、マウスは壊血病で死亡してしまった。一方、1日必要量の2.5%という、わずかなビタミンCを与えて育てた場合は、体重が減少し、骨を構成する組織がぼろぼろになるという老化の症状が現れたという。
さらに、SMP30遺伝子ノックアウトマウスの臓器を調べたところ、「小脳や膵臓などの臓器に比べて、皮膚はビタミンCが不足しやすいことがわかった」(石神准教授)。このことから、皮膚の老化を予防するためには、肌に直接塗ることで、抗酸化作用や抗炎症作用などを促すのがいいという。

 新たに、ビタミンCが合成できないヘアレス(体毛を除いた)マウスの開発に成功したことも明らかになった。石神准教授は「ビタミンCが不足した場合、角層がボロボロになり、ターンオーバーも遅れた様子が観察できた」と語った。ヘアレスマウスは、皮膚科研究の評価・観察に多用される。今後、化粧品の成分評価などへの応用も期待できそうだ。

 講演後、聴衆からビタミンCの摂取方法に質問が及ぶと、「食事でとるのが一番だが、サプリで補給する場合は食間、食後にのむように。過剰摂取は避けて、1日1gまでを目安にするといい」と締めくくった。

http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20080708/102154/

カルシウムで脳卒中を予防。

厚生労働省が13年間にも渡る追跡調査の結果、カルシウムをしっかりと摂取していると、草でない場合に比べて、31%も脳卒中になるリスクが軽減されてそうです。

ただし、「乳製品の発ガンリスクが高まる。」でも紹介しましたが、乳製品の摂りすぎは、リスクもありますので、カルシウムのサプリメントなども併用して上手に摂取する必要がありそうです。

乳製品をよく食べてカルシウムを摂取すると、脳卒中になるリスクが最大で31%少なくなる――。厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)は29日、こんな疫学調査結果を発表した。食生活で牛乳やチーズ、ヨーグルトなどを適度に採り入れるようにすると脳卒中の予防効果が期待できるという。
 研究班の磯博康・大阪大学教授は全国の40―59歳の男女約4万人について、アンケートをもとに乳製品からのカルシウム摂取量を調べ、脳卒中の発症リスクとの関連を調べた。13年間の追跡期間中に、1321人が脳卒中になった。

 乳製品からのカルシウム摂取量が多い順に5つにグループ分けすると、最も摂取量が多いグループ(1日あたり120―130ミリグラム)は、最も少ないグループ(同・ほぼゼロ)と比べて脳卒中にかかるリスクが31%低くなっていた。カルシウムは高血圧や血液が固まるのを防ぐ作用があり、これが脳卒中を予防していると考えられるという。

http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2008072904688h1

ビタミンCでがん増殖が半分に。

米国立衛生研究所(NIH)の研究チームが行った実験で、ビタミンCにより33種類のがん細胞の半分以上が死滅したとの事です。

今回の実験のポイントは、経口投与では無い事と、かなりの摂取量(体重1キロ当りにビタミンCを4グラム)。

つまり、サプリメントで1グラム程度を経口投与しても、このような結果にはまずならないとは思います。

【約30年前にビタミンCががんに有効だと注目されたが、その後の実験で否定された。今回は、効果が否定された経口投与ではなく、体内に直接注入。「副作用もなく、人間への適用も可能だ」としている。

 実験ではまず、43種類のがん細胞と5種類の通常細胞に、ビタミンC(アスコルビン酸)の溶液を加えると、通常細胞に変化はなかったが、がん細胞のうち33種類では細胞の半分以上が死滅した。

 次に、腹腔(ふくくう)内にそれぞれ子宮がん、膵臓(すいぞう)がん、脳腫瘍(しゅよう)の細胞を植え付けたマウスに、体重1キロ当たり4グラムという大量のアスコルビン酸を毎日投与すると12〜30日後に、投与しなかった場合に比べてがんの重さが41〜53%に抑えられた。副作用もみられなかった。

 アスコルビン酸から発生した過酸化水素ががん細胞に作用したとみられるという。】
http://mainichi.jp/select/science/news/20080806k0000e040070000c.html

亜鉛に関する誤解

とあるTV番組で亜鉛が紹介された際に、美容によいミネラルとして取り上げられた結果、亜鉛は一般の方々に、あらぬ方向で認知されるようになってしまいました。

そこで、今回は亜鉛が持つ本来の役割を書いておきます。

科学的根拠の高い資料からの抜粋をしておきます。
(独立行政法人国立健康・栄養研究所:「健康食品」の安全性・有効性情報より)

すこし、表現が難しくて読みにくいかもしれませんが、亜鉛が様々な効果や役割を持っていることがわかると思います。

TV的には、美容を前面に出したほうが、ウケがよいのでしょうが・・・


・消化性潰瘍の治療および予防に有効性が示唆されている。

・貧血のある妊娠中期(20.9±1.4週)の妊婦80名(20-38歳)(試験群24名)を対象に亜鉛(β-アラニル-L-ヒスチジネイト亜鉛として1日34mg)を8週間投与したところ、インスリン様成長因子-Iと総鉄結合能が増加し、新生児の出生体重2,500g未満の例が少なかったという報告がある。

・神経性食思不振症(拒食症)に経口摂取で有効性が示唆されている。亜鉛のサプリメントは患者の体重を増加させ、抑うつ状態を改善する可能性がある。

・味覚減退(亜鉛欠乏によるものだけでなく、ガスチン/炭酸脱水酵素VI欠乏症、カプトプリル服用や頭部の放射線療法による味覚障害など)に経口摂取で有効性が示唆されている。

・抗酸化作用のあるビタミンとの併用摂取で、加齢性黄斑変性の進行を遅らせるのに有効性が示唆されている。

・亜鉛摂取量や血清亜鉛濃度の減少と骨ミネラル濃度の減少は男女ともに相関関係がある(66)。閉経後女性において、銅、マグネシウム、カルシウムとの組み合わせで骨量の減少を抑制する可能性が示唆されている。

・亜鉛は栄養不良の3ヶ月から5歳までの子供の肺炎の発生率を低下させる。
また、肺炎のリスクを20%まで減少させるが、症状の継続期間は短縮しないという報告がある。
一方、2-23ヶ月の入院患者270名を対象とした無作為化二重盲検比較試験において、病院における標準的な抗菌剤投与と併せて20mg/日の亜鉛を摂取させたところ、重度の肺炎の継続期間が短縮したという報告もある。

死亡リスクが26%上昇!、ビタミンDは重要だった。

あまり、スポットライトがあたる事の無かった、ビタミンDが注目されそうです。

米国医学会の報告によると、

5年間に渡って、健康な男女1万3000人の血中のビタミンD値を比較したところ、
調査期間中に死亡した1800人のうち、700人が心臓血管系疾患を原因とし、うち400人がビタミンDが欠乏していたこと判明したそうです。

つまり、ビタミンDが不足していると、死亡リスクが26%高まるということですね。

今まで、カルシウムの吸収率向上の脇役的な扱いだったビタミンでしたが、これで認知度があがるかもしれませんね。


以下記事引用
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2504910/3209750

米ジョンズホプキンス大学医学部(Johns Hopkins University School of Medicine)の研究チームは、健康な男女1万3000人を対象に、1994-2000年の間、血中のビタミンD値が低い人と正常値の人の死亡率を比較した。

 この結果、被験者で2000年12月31日までに死亡した1800人のうち、700人が心臓血管系疾患を原因とし、うち400人がビタミンDが欠乏していたことが明らかとなった。これは死亡リスクが26%高まることを示している。

 今回の調査で心臓血管系疾患による死亡とビタミンD欠乏の因果関係を立証するには、サンプル数が十分ではないが、傾向は強く示されており、ビタミンD欠乏と乳がんや高齢者のうつ病を関連付けている研究もあるという。

 同チームのこれまでの研究では、ビタミンDの欠乏で末梢動脈障害のリスクが80%高まることが明らかとなっており、同誌で6月に発表されたオーストラリアの研究チームによる研究結果でも、ビタミンDが欠乏すると、ビタミンD値が高い人と比べて死亡率が2倍になることが判明している。

 ただし、ビタミンDの欠乏が死亡率を高める理由については、依然として明らかになっていない。

 ビタミンDは人間の免疫系に重要な役割を果たす。同誌によると、世界の高齢者人口の50%以上でビタミンDが欠乏しており、若年層でも同じような傾向が見られる。ビタミンDの欠乏は、屋外活動の減少や加齢、大気汚染が原因に挙げられる。

 ビタミンDを正常値に保つため、医師らは太陽に1日あたり10-15分当たるよう勧めている。また脂肪分の高い魚などからも摂取できるという。

新たな味覚を発見か?カルシウム味

今まで、人の下が感じる味覚は、「甘さ、塩味、酸味、苦さ、うまみ」の5つが基本とされていました。

今回、6番目となる、カルシウム味を感じる味覚があるかもしれないとの発表がありました。


以下記事引用

遺伝的に系統が異なる40種類のマウスにカルシウムを含む溶液を飲ませたところ、多くが飲むのを嫌うなか、がぶ飲みする系統が見つかった。遺伝子を比較した結果、カルシウムを味わうのに使う二つの遺伝子が特定された。

 人間の舌は、甘み、塩味、酸味、苦み、うまみという五つの基本味を感知する。今回のマウスの遺伝子に似たものは人間にもあることから、研究チームは「カルシウム味」が基本味の一つである可能性もあると考えている。

 研究チームのマイケル・トルドフ博士は「カルシウム味は苦みに酸味が少し加わったようなものだ。適切に表現する言葉はなく、『カルシウムっぽい』としかいいようがない」と話している。

http://www.asahi.com/science/update/0825/TKY200808250043.html


料理の調味料として、カルシウムをふりかける時代もくるのでしょうか・・

【アミノ酸】アスパラガスが記憶を助ける?

岡山大学の森山芳則教授が、アスパラガスに含まれるアミノ酸の一種「アスパラギン酸」が、神経細胞で情報伝達にかかわる事を発見しました。
この仕組みの異常で、発達障害などが起こる難病になる可能性も示され、記憶・学習の仕組みの解明につながるかもしれません。


以下記事引用

 記憶にかかわる脳の海馬で、アスパラギン酸が神経伝達物質のグルタミン酸とともに存在することなどは知られていた。大学院生の宮地孝明さんらは、細胞内でアスパラギン酸を運ぶたんぱく質を特定し、小胞型興奮性アミノ酸トランスポーター(VEAT)と名づけた。

 VEATは、神経細胞のつなぎ目にある神経伝達物質を蓄える袋に、アスパラギン酸を運びこむ。蓄積されたアスパラギン酸は、この袋から分泌されて神経伝達物質になるとグループはみている。

 これまでVEATは別の働きで知られており、その異常で、幼児期から精神発達や運動障害が起こる「サラ病」になることがわかっていた。今回の発見で、サラ病は神経細胞の情報伝達の異常で起こる可能性が示された。

 森山教授は「グルタミン酸だけでは説明が難しい情報伝達の仕組みが、アスパラギン酸の働きを調べることでわかるかも知れない。認知症などの薬の開発につながる可能性もある」と話している。

http://www.asahi.com/science/update/0818/OSK200808180040.html

大腸がんのリスク低減は、カルシウムとビタミンDで。

九州大学の古野純典教授らが調査した結果、カルシウムとビタミンDをしっかりと摂取しているグループは、そうでないグループにくらべ、なんと大腸がんのリスクが6割も低くかったようです。

リスクが6割も減る事は、かなり優位な結果なので、今後いろいろ注目される栄養素になるのではないでしょうか?

以下記事引用
http://www.asahi.com/science/update/0922/TKY200809220168.html

古野純典・九大教授らのグループが、福岡市とその近郊に住み、大腸がんと診断された836人と、同じ年代で大腸がんではない861人から食事や生活習慣を詳しくたずね、関連を調べた。

 1日あたりのカルシウム摂取量が平均約700ミリグラムと最多の人たちが大腸がんになるリスクは、同400ミリグラムで最も少ない人たちと比べ、3割ほど低かった。しかし、カルシウムを多くとっても、ビタミンDをあまりとらない人では、違いははっきりしなかった。

 そこで、カルシウムを平均約700ミリグラムとり、かつビタミンDを多くとる人(1日10マイクログラムかそれ以上)で比べると、大腸がんリスクは、カルシウム摂取が少なくビタミンDをあまりとらない人より、6割低かった。

 ビタミンDはサンマやサケといった魚類やキノコ類に多い。日本人のカルシウム摂取量は1日あたり平均540ミリグラム余で不足ぎみ。ビタミンDは8マイクログラムほど。大腸がんは肥満や飲酒でリスクが高まることがわかっている。

 牛乳を飲んでカルシウムを多くとると、大腸がんリスクが2割ほど下がることは、欧米グループが報告している。今回の結果をまとめた溝上哲也・国立国際医療センター部長(前・九大助教授)は「ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるので、大腸がんの予防効果を高めるのかも知れない。さらに効果を調べたい」と話す。


特に日本人は、カルシウムが不足気味なのでしっかりと摂取したいですね。

口唇裂の予防も葉酸で可能です。

妊娠初期には欠かせない、葉酸ですが、もともとは二分脊椎の予防として摂取が必須とされ、母子手帳にも記載された経過があります。

今回、ノルウェイで実施された調査研究では、二分脊椎の予防だけでなく、口唇裂になるリスクが40%も低下することがわかりました。

記事引用
http://www.akanbou.com/news/news.2007030801.html

調査は、1996年から2000年にノルウェイで出生した口唇裂の子どもの母親573名と、
同時期に出生した健康な子どもの母親763名を対象に、
妊娠前後に葉酸のサプリメントを摂取していたかどうか、また、同時期の食事状況を聞き取りました。

喫煙習慣等の先天性異常の発症リスクに影響する因子を排除した結果、
妊娠前から妊娠後までの葉酸のサプリメントの摂取は口唇裂の発症を40%低下させること、
そして、サプリメントではなく、野菜や果物を豊富に食べることは、
口唇裂の発症を25%低下させることが分かりました。


これでまた、葉酸は妊娠初期に、なんとしてでも摂っておきたいビタミンになりましたね。

鉄分の摂取で知っておきたいこと。

貧血といえば、鉄分不足とすぐに連想ができるぐらい、認知度の高いミネラルですが、いくつか鉄分に関しての科学的根拠の高い情報を記載しておきます。

出展根拠は、「独立行政法人:国立健康・栄養研究所のデータベース」からです。

まず、鉄分の有効性について

■鉄欠乏性の貧血に経口摂取で有効である。
(こちらは、説明するまでもないぐらい有名な効果ですね。)

■鉄のサプリメントはADHD(注意欠損/多動性障害)の症状を改善するという予備的な臨床での証拠がある。
■鉄欠乏症の小児および思春期の若者における、認識能(言語習得、記憶など)の向上に経口摂取で有効性が示唆されているであろう。
(精神的な疾患に関しても、鉄分は有効である事は、あまり知られてないかと思いますが、このような作用も期待できます。)


次に、過剰摂取の危険性についてですが、まず知っておいて欲しいのが、この一文です。

鉄は、胃潰瘍、腸炎、潰瘍性大腸炎の症状を悪化させるので、これらの患者には禁忌である。

おそらく安全であろうと思われる摂取上限値ですが、

経口摂取で適切に用いれば、健常人(14歳以上)および妊娠中、授乳中(1日許容量は45mg)でもおそらく安全と思われる。

との記載がありますので、摂取量には十分注意して下さい。

過剰症については下記のものがあります。

鉄沈着症、血色素症、眼球鉄症、遺伝性ヘモクロマトーゼ、胃腸障害(便秘・吐き気・嘔吐)を招く。

他にも、ビタミンEを補足せずに鉄のみを補給すると、
早期産児の溶血性貧血、及び疫学的に高濃度の鉄が(男性の)がん死亡率のリスクをあげるという報告ある。

との事ですので、鉄分を補給する場合には、ビタミンEをしっかりと摂取するようにしましょう。

又、完全に解明されている訳ではないようですが、ヘム鉄を摂取することで冠状心疾患のリスクを招く諸説もあるようなので、安全を優先する際には、非ヘム鉄を摂取するのがよいかもしれません。


又、完全に解明されているわけでは無いようですが、

ミネラルの王様マグネシウム!

これから流行りそうなミネラルは、恐らくマグネシウムと予測しています。
マグネシウムは、臨床試験で様々な有益な効果が実証されていてる為に、徐々に注目を集めるのではないでしょうか?

ただ、美容的な効果が無い為に、TV的にウケが良くないのが残念です。

いくつか、臨床試験の報告を転記しておきます。

ソースは、http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail33.htmlです。

・冠状動脈疾患を持つ人における狭心症発作の低減に経口摂取で有効性が示唆されている。
・脳卒中の予防に、食事からの摂取で有効性が示唆されている。
・高コレステロール血症に経口摂取で有効性が示唆されている。
・胃酸過多、を目的として経口摂取で有効である。
・月経前症候群(PMS)の緩和に経口摂取で有効性が示唆されている。
・腎結石の再発防止に経口摂取で有効性が示唆されている。
・片頭痛の予防と月経前症状としての片頭痛に経口摂取で有効性が示唆されている。
・騒音による難聴の予防に経口摂取で有効性が示唆されている。
・傷の治癒を早めるために外用で有効性が示唆されている。
・妊娠中のこむらがえりに経口摂取で有効性が示唆されている。

これだけ、様々な症例に対して有効性が実証されているミネラルは、マグネシウムぐらいではないでしょういか。

過剰症も当然ありますので、絶対に摂り過ぎには注意して下さいね。
ちなみに、マグネシウムの上限値は成人の場合、許容摂取量350mg/日程度です。


本当のところビタミンEって、効果あるの?

あまり注目を集めることが無いわりに、メジャーなビタミンEですが、いったいになにに効くのか、少し臨床データを調べてみたところ、有効であろうと思われるデータがものすごい数が出てきましたのでまとめておきました。。

特に、心臓の疾患や血液に関する有益な結果が多く見当たりました。
さすがは、メジャーなビタミンです。

■ビタミンEの有効性
引用元は、「健康食品」の安全性・有効性情報から、
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail43.html

【循環器・呼吸器に関する有効性】

・食事からの摂取で心臓病の一次予防に対して、有効性が示唆されている。

・心血管疾患の既往歴がある、もしくは心臓病リスクを3つ以上持つ40歳以上の女性8,171名を対象とした無作為化二重盲検比較試験において、ビタミンCを1日500mg、ビタミンEおよびβカロテンは1日おきにそれぞれ600IU、50mg平均9.4年間摂取させたところ、ビタミンEの摂取群のうち心血管疾患の既往歴がある者のみ、その後の心筋梗塞、脳卒中、冠動脈血管再生術、心血管系死亡の発生率が低減したが、その他の群においては相対リスクは変化しなかったという報告がある。

・LDLコレステロールの酸化を抑制する (17mgの添加で効果が認められる) 。

・心血管疾患の予防効果が疫学調査などで多数報告されている。

・ビタミンE133-267mgでは血小板の血液への粘着が抑制され、67mgの摂取で虚血性心疾患の危険率を有意に減少させるなどの記載がある。


【糖尿病・内分泌に関する有効性】

・発病後10年以内のインスリン依存型糖尿病患者において、腎臓の血流を正常化するのに対して、有効性が示唆されている。


【生殖・泌尿器に関する有効性】

・精子の機能と受精率の向上に、経口摂取で有効性が示唆されている。

・月経前症候群(PMS)に対して、有効性が示唆されている。


【脳・神経・感覚器に関する有効性】

・通常の方法では治療できない巣状糸球体硬化症の小児に対し、蛋白尿の減少などに経口摂取で、有効性が示唆されているというオープンラベル臨床研究の結果がある。

・透析患者の貧血の改善に対し、エリスロポエチンとの併用で有効性が示唆されている。
小児での小規模臨床研究では薬剤単独に比べて改善が早く、成人での研究ではビタミンE併用により薬剤の投与量を減らすことができた。

・アルツハイマーの認識機能の衰えを抑制するのに、経口摂取で有効性が示唆されている。
医薬品(セレジリン)と同程度効果があったが、併用しても効果は上がらなかった。

・血管性および混合型等の痴呆の発症を防ぐのにビタミンCとの併用で、有効性が示唆されている。
ビタミンEとCをサプリメントで摂取した3385人の71〜93歳の高齢男性で、血管性及び混合型等の痴呆の発症リスクを減少させたという長期のコホート調査の結果がある。

・他の抗酸化ビタミン、亜鉛との併用摂取で、加齢黄斑変性症(ARMD)の進行を遅らせるのに対して、有効性が示唆されている。
βカロテン15mgとビタミンC500mg、ビタミンE400IUおよび亜鉛80mgを毎日摂取すると、中等度および進行した加齢黄斑変性症患者において視力を失うリスクを27%、病状をさらに進行させるリスクを28%減少させた。

・初期のハンチントン舞踏病に対して天然ビタミンE摂取は、有効性が示唆されている。

・近視のレーザー治療における角膜切除後の治癒を早めるのに対して、有効性が示唆されている。

・健康な45歳以上の女性35551名を対象としたコホート研究において、ビタミンE、ルテイン、ゼアキサンチンの摂取量が多いと平均10年後の白内障発症リスクが低かったという報告がある。


【がんの発生率や死亡率の抑制に関する有効性】

・前立腺がんの予防に経口摂取で有効性が示唆されている。
大規模研究および疫学による知見がある。

・β-カロテンおよびセレンとの併用摂取で胃食道がんの予防に対して、有効性が示唆されている。
中国での約5年にわたる大規模研究の結果が報告されている。
但し研究対象の集団は元々ビタミン、ミネラル不足で、胃がんハイリスクであったため、十分に栄養が摂れているヒトでのこれらの栄養の補助が有効であるかどうかは不明である。

・胃がんの進行の遅延に対して、有効性が示唆されている。

・ビタミンC、Aとの併用あるいはマルチビタミン摂取で大腸腺腫の再発防止に対して、有効性が示唆されている。但しビタミンE単独では効果がなかった。


【骨・筋肉に関する有効性】

・変形性関節症の進行防止に対して、有効性が示唆されている(66):変形性関節症の発生は抑えないが、進行は遅らせる可能性がある。

【発育・成長に関する有効性】

・早産新生児の水晶体後線維増殖症、頭蓋内出血、脳室内出血に対して、有効性が示唆されている。


【その他の有効性】

・透析患者の貧血の改善に対し、エリスロポエチンとの併用で有効性が示唆されている。
小児での小規模臨床研究では薬剤単独に比べて改善が早く、成人での研究ではビタミンE併用により薬剤の投与量を減らすことができた。

・・ビタミンCとの併用で炎症性の日焼けに対して、有効性が示唆されている。

・セレンとの併用でグルコース6リン酸脱水素酵素欠損患者の溶血をコントロールするのに対して、有効性が示唆されている。

パパイヤ酵素の効果

今回は、フルーツのパパイヤに含まれる酵素についての話題。

最近、洗顔料などにパパイヤ酵素が含まれた物が販売されていたり、サプリメントとしても注目を集めています。

では、パパイヤ酵素がもつ効果には、いったいどのような物があるのでしょうか。

まず、最も注目すべきは、「脂質・糖質・タンパク質」の消化能力です。

胃酸の働きが弱くなっている方は、食時中や食後すぐにパパイヤ酵素を含有したサプリメントを摂取しておくと、胃のもたれが解消できます。

他にも、痛みの元となるヒスタミンを分解することで、痛みを和らげる働きや、血管中のコレステロールなども分解することから、生活習慣病の予防にも期待がされています。

しかし、大きな問題は、フルーツとして売られているパパイヤには、この酵素の働きが期待できないのです。
この酵素は、まだ完全に熟していない、青い状態のパパイヤに多く含まれているのです。

この青いパパイヤは、実は沖縄ではポピューラーな存在で、果物としてではなく、野菜として炒め物などに使われています。

沖縄の長寿なのも案外、これのせいかもしれませんね。

本州で、パパイヤの酵素を摂りたい人は、サプリメントを利用するのが便利でしょうね。



コエンザイムQ10の臨床結果。

TVで話題になったことから、大人気となったコエンザイムQ10ですが、最近は一時のブームも落ち着きました。

Coq10は、美容目的で当時、放送された為に、本来の効能に関して理解してない方も多いと思いますので、いくつか臨床データを転記しておきます。


【循環器に関する有効性】
・経口摂取で、うっ血性心不全に対して、有効性が示唆されている。

・軽度から重度のうっ血性心不全患者に対し、通常の治療にコエンザイムQ10をプラスすると、クオリティオブライフ、入院率、肺水腫、心臓性喘息、呼吸困難(などを有意に改善させると思われる。

・心疾患患者9名(32-75歳)に、コエンザイムQ10(製品)を1日に30-60mg、4-13週間投与したところ、60mg投与条件において左房径、左室収縮終期径、左室拡張終期径が減少し、僧帽弁後退速度、左室駆出分画、平均左室心内円周収縮速度が改善されたという報告がある。

・経口摂取で高血圧に対して、有効性が示唆されている。

・高血圧または心疾患を伴った糖尿病患者73名(平均年齢63.8歳)に、コエンザイムQ10(製品)を1日に30mg、平均22週間投与したところ、拡張期血圧、心拍数が低下し、また、自覚症状が改善されたという報告がある。

・心疾患患者9名(32-75歳)に、コエンザイムQ10(製品)を1日に30-60mg、4-13週間投与したところ、60mg投与条件において左房径、左室収縮終期径、左室拡張終期径が減少し、僧帽弁後退速度、左室駆出分画、平均左室心内円周収縮速度が改善されたという報告がある。


【肝臓に関する有効性】
・慢性肝機能障害患者12名(1-13歳、10.6-33.0kg)に、コエンザイムQ10を1日に20-50mg、100日間投与したところ、尿中の酸化ストレスマーカーおよび肝機能が改善傾向を示したという予備的な報告がある。


【脳や感覚器に関する有効性】
・筋ジストロフィーの治療に経口摂取で、有効性が示唆されている。

・初歩的な知見で、片頭痛の予防に有効な可能性がある。


【その他の有効性】
・健常成人17名を対象としたランダム化二重盲検クロスオーバー試験において、コエンザイムQ10を100mg/日もしくは300mg/日、8日間摂取させたところ、300mg/日の摂取により、VAS(visual analog scale:主観的な疲労感の評価尺度)における疲労度および運動負荷による疲労(自転車エルゴメーターによる最大速度の低下)が軽減したという報告がある。


もともと、心臓に関する薬剤でしたので心機能に関する有効性は非常に高いのが特徴です。
他にも、疲労回復に有効性が見られますね。

とても安全性が高いことも特徴ですので、疲れ気味の方は一度試してみるといいかもしれませんね。






こんなに凄いセレンの効果。

ミネラルの一種であるセレン(セレニウム)は、そのすばらしい抗酸化作用のわりには、あまり有名な栄養素ではありません。

しかし、その抗酸化力は目を見張るものがあり、その力はビタミンEの数十倍とも言われています。
そんなセレンの臨床データをまとめてみましたので参考にしてください。

「免疫・がんなどに関する有益性」

・全がん死亡率および発病率を低下させるのに経口摂取で有効性が示唆されている。

・前立腺がんの発生率の減少に、経口摂取で有効性が示唆されている。

・血中、血漿中、および足の爪のセレン濃度を測定した結果より、食事からのセレンの摂取量の増加は前立腺がんのリスクを減少させると思われている。このようなサプリメントの効果は、セレン欠乏の人で最も大きく現れる。食事からの十分なビタミンEの摂取が、セレンの前立腺がん予防効果をさらに向上させるかもしれない。
・疫学調査ではセレンの土中濃度がもともと低い地方で、皮膚がんの素因がある人を対象に、二重盲検試験でセレンの摂取とがんの関連をみた結果、皮膚がんの発生率は変わらなかったが、肺がん、大腸がんと前立腺がんの発生率は33−54%減少した。全体のがん死亡率は50%低下、前立腺がんでは37%の低下がみられた。
・50μg/日のセレン化酵母摂取が、15mgのβカロテンと60mgのビタミンEとの併用で、脳卒中死亡率、がん死亡率、そして全体の死亡率を減少させたという予備的な知見がある。

「骨・筋肉」

・リウマチ性関節炎の治療に、経口摂取で効果がないことが示唆されている。


がんに対しての有効性がすごいですね。それだけ抗酸化力が強いということなのでしょう。
ただ、セレンは過剰症もありますので、きちんと考えて摂取するように心がけてください。

緑茶の力、カテキンの臨床結果を報告。

緑茶に多く含まれ、さまざまな商品が販売されている話題のカテキンですが、商品にさまざまな効能がうたわれており、実際にどのような臨床データがあるのか調べてみました。

「循環器・呼吸器」

・軽症または境界型高コレステロール血症(180-259mg/dL)患者60名(平均年齢48.4歳)(試験群60名)を対象とした二重盲検試験において、茶カテキン197.4mgを含む飲料を1日2本(朝・夕食時)、12週間摂取させたところ、男性では、8週目以降より血清総コレステロール値が低下したという報告がある。
・健康な女性14名を対象としたプラセボ比較試験において、食事を1800kcal/日に調整し、カフェイン150mg/日、茶エタノール抽出物375mg/日(エピガロカテキンガレート270mg/日を含む)を含有する緑茶抽出物製品を5週間摂取させたところ、上腕動脈拡張期血管径、流量依存性拡張が増加し、血中酸化LDL、抗酸化LDL IgM抗体の減少がみられたという予備的な報告がある。

「糖尿病・内分泌」

・健康な成人男性11名(23±2歳)を対象としたcounter-balancedクロスオーバープラセボ比較試験において、EGCG 366±5mgを含む緑茶抽出物を摂取し、翌日にブドウ糖負荷試験を行ったところ、インスリン曲線下面積の減少、インスリン抵抗性の増加が認められたという報告がある。

「免疫・がん・炎症」

・カテキンを含む緑茶として飲用した条件では、食道がん、膀胱がん、膵がん、乳がん、子宮頸がん、胃がん、卵巣がんなどのリスクの低減に対して、有効性が示唆されている。

「肥満」

・日本肥満学会の判定基準で肥満1-2度(BMI25-35kg/m2)の成人226名(20-65歳)(試験群107名)を対象としたランダム化二重盲検並行試験において、539.7mgのカテキンを含んだ飲料を1日1本、12週間摂取させたところ、体重、体脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径が減少したという報告がある。
・健常成人男性12名(平均38.9±2.1歳)を対象としたクロスオーバー試験において、脂肪負荷食(食パン50gとバター30g)と緑茶300mL(カテキン類1.2±0.2g、EGCg 43.4%、EGC 38.7%)を同時摂取させたところ、血漿中性脂肪値とカイロミクロンTG値の増加が抑制されたという報告がある。

「その他」

・健常成人42名(22-48歳)を対象とした二重盲検試験において、7日間、歯ブラシおよびその他清掃器具の使用を中止し、茶カテキン1.0%含有含漱剤10mLで1日3回食後に30秒間、洗口させたところ、口臭が抑制されたという報告がある。
・45名(15-25歳)を対象に、10日間、歯ブラシおよびその他清掃器具の使用を中止し、茶エキス(カテキン)1.2%含有洗口剤10mLで1日3回食後に20秒間、洗口させたところ、プラーク増加と歯肉炎の抑制傾向が認められたという報告がある。

やはり、商品でうたわれている効果があるようです。今回、記載しているものは抜粋で、まだまだたくさんの臨床データがあります。これだけ臨床データがあるにもかかわらず、まだまだ研究途上のようです。今後が期待される、すばらしい栄養素ですね。

育毛効果だけではない、ノコギリヤシの本当の力。

最近、さんまさんのTVで紹介されたことから、育毛ハーブとしての認知が高いノコギリヤシですが、育毛は副作用な様なもので、本来は、前立腺肥大を解消する物でした。

臨床データもいくつかありますので、紹介しておきます。



「生殖・泌尿器」

・二重盲検での臨床研究が近年多数発表され(患者数600人以上)、リポイドヘキサン抽出物あるいは超臨界CO2抽出物が、良性の前立腺肥大における排尿困難、夜間尿、頻尿、尿放出力減退などの自覚的・他覚的症状を改善することを示している・
・良性前立腺肥大に対して有益である可能性が高い(25)。1件のシステマティック・レビューによると、良性前立腺肥大における自己評点の改善は、プラセボと比較してノコギリヤシを摂取した男性の方が良かった。
・前立腺肥大症に対して、おそらく有効と思われる(64)。48週間にわたる複数の臨床研究により、ノコギリヤシは頻尿、排尿痛、尿意切迫、会陰の重苦しさ、排尿困難などを軽減した。また夜間の尿の回数を減少し、最大及び平均尿量を増やし、残尿感を改善した。これは既存の医薬品に匹敵するほどの作用であった。但しノコギリヤシは前立腺の大きさや、前立腺特異抗原価は減少させない。またノコギリヤシが効果を示すまでには摂取し始めてから1-2ヶ月を要する。ほとんどの臨床研究は脂肪酸80-90%を含むノコギリヤシ実の脂質抽出物を使用している。

ヨーロッパでは医薬品なのですから当たり前ではありますが、前立腺肥大症には有効性が確認されているようです。ただし、ハーブであるため効果が発揮されるまでには少し時間が掛かるようです。医薬品と違い副作用も少ないので、じっくり、ゆっくり体に負担をかけずに改善していく感じですね。

ニキビ対策にパントテン酸。

以外と知られていないビタミンB群の1つ、パントテン酸はニキビの予防や改善にとても役立ちます。

これは、脂肪酸の代謝に最も重要な補酵素である「コエンザイムA」の主要構成物質であるためです。
また、抗ストレスビタミンと呼ばれほど、ストレスの緩和に役立つことから、ストレス性のニキビに対しても、パントテン酸が役立つと言われています。

皮膚や粘膜の健康を保つ働きを持つパントテン酸は、アメリカではアトピー性皮膚炎への栄養学的な治療として、ビオチンとともにパントテン酸が使用されています。

新陳代謝の促進やコラーゲンの生成に欠かせないパントテン酸は、髪のダメージの改善や抜毛・薄毛の予防にも役立ちます。

脂肪や炭水化物などのエネルギー代謝を促進し、脂肪を溜まりにくくします。
また、善玉コレステロール(HDL)の生成を促す働きがありますので、生活習慣病予防にも大事なビタミンなのです。

様々な食品に含まれているため、普段の食生活では不足しにくいと言われていますが、その分消費されやすいビタミンでもあります。

欠乏症としては、成長停止や免疫力の低下、副腎機能の低下を引き起こしたり、手足のしびれや疲労、皮膚炎や脱毛、不眠や食欲不振なども起こると言われています。

グルコサミンの効果

軟骨の再生に欠かすことのできないグルコサミンは、各国から有効性の臨床結果が報告され続けている注目の栄養素です。
また、その効果は、コンドロイチンと同時に摂取することで飛躍的に向上すると言われています。

下記に、いくつか「(独)国立健康・栄養研究所」の有効データを転記しておきます。

【グルコサミン】
・骨関節炎に経口摂取で塩酸グルコサミンは有効性が示唆されている。
・骨関節炎に硫酸グルコサミンは経口摂取でおそらく有効と思われる。
・顎関節炎に硫酸グルコサミン経口摂取は有効性が示唆されている。
・軽度から中程度の変形性関節症患者118名(50歳前後)を対象とした無作為化二重盲検並行試験において、グルコサミン500mgとメチルスルフォニルメタン500mgのいずれか、または両方を1日3回、12週間摂取させたところ、全ての投与群で疼痛指数、膨潤指数、痛みの視覚アナログ尺度評価、15m歩行時間、関節可動性指数、Lequesne指標(痛み、歩行能力、身体機能を評価)が改善、鎮痛剤の使用が減少し、その効果は併用群でより大きかったという報告がある。

【N-アセチルグルコサミン】
・変形性膝関節症患者31名(試験群21名)を対象とした二重盲検並行群間試験において、N-アセチルグルコサミンが500-1,000 mg含まれる飲料を8週間、毎日摂取させたところ、1日1,000 mg摂取により疼痛・階段昇降能・圧痛に改善が見られたという予備的な報告がある。
・乾燥肌で肌荒れ傾向のある女性22名(試験群11名)を対象とした二重盲検試験において、1日あたり1,000 mgのN-アセチルグルコサミンが含まれる食品を8週間摂取させたところ、皮膚乾燥の改善の所見等を認めたとの予備的な報告がある。

※N-アセチルグルコサミンとは、グルコサミンからグルコサミン6-リン酸を経て合成されるアミノ糖です。

グルコサミンは、体内で合成できる栄養素ですが、加齢と共に合成力が減少すると言われています。また、食品からは少量しか摂取できないため、サプリメントなどの健康食品が人気となっています。

ヒアルロン酸やコラーゲンなどと同時に摂取することで、関節の健康だけでなく、美肌にも役立つと言われています。

関節の調子が悪い方や、激しい運動をされている方などは、グルコサミンが不足しないように気を付けて下さい。

コンドロイチンの効果!

正しくは、「コンドロイチン硫酸」と呼ばれるコンドロイチンは、鳥の軟骨や皮、魚の骨や目玉、フカヒレなどの食品に含まれています。
また、熊の手の平や鶏冠、鹿茸、サメ軟骨などの食品には、豊富に含まれています。

しかし、コンドロイチンが含まれている食品は、毎日摂るには、なかなか難しく、また、コンドロイチンを含む食品は、脂肪の含有量が高いものが多く、取りすぎと逆に肥満などの原因になってしまうこともあります。

では、なぜこれほど摂取に困る栄養素に注目が集まるのでしょうか。

コンドロイチンは、日本でも医薬品として認可されており、関節痛を緩和するという効能でゼリア新薬などから販売されています。
また、海外では、グルコサミンとの併用により、軟骨が完全再生されたとの報告がある人気の栄養素なのです。

これまでは、すり減った軟骨を再生させる方法が、ほとんど無かったので、グルコサミンとともにコンドロイチンは、注目を集め、サプリメントでも人気となったのです。

軟骨や関節におけるコンドロイチンの効果は、下記のとおりです。

・軟骨には血管が無いため、コンドロイチンから水分と栄養を受け取っています。
コンドロイチンが不足すると、もろい軟骨になってしまいます。
・軟骨の重要成分であるプロテオグリカンの成分となり、生成を促進します。
・不要な血管新生を抑制して、軟骨の変形や破壊を防ぎます。
・ヒアルロン酸の合成量を促進して、関節の潤滑油を濃することで衝撃を吸収します。
・関節の痛みを軽減し、滑膜炎を緩和します。
などがあります。

ファンケルが健康食品の原材料の産地を明記。

最近、食の安全に関して、消費者の目が厳しくなってきていますが、
大手サプリメントメーカーの「ファンケル」が、自社製品の健康食品やサプリメントなどの原材料の産地を全て表示することになったようです。

実際、製品のラベルに記載はされないようですが、ホームページ内で公開するとのことです。

このような、試みは消費者にとってありがたいことですね。


以下記事引用。
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2008090910022h1

ファンケルは9日、同社で扱っている健康食品のすべての原材料について産地と加工場所を公開すると発表した。16日からホームページに掲載する。サプリメントや青汁、発芽米など117品目が対象で、原材料は400種類にのぼるという。健康食品でこれだけ広範な原産地を表示するのは初めて。成分について信頼性を高め、売り上げ拡大につなげる。
 公開するのは原材料が収穫された国・地域と、商品を製造した国・地域の情報。たとえばサプリメントの「ブルーベリー」では原材料が6種類あり、そのうちカシスエキスはフランスが原産地で、加工場所はイタリアというように表示する。季節や天候の変化で原材料が変わった場合は、即座に反映する。

妊婦さんは、カフェインの摂りすぎに注意!

CNNでちよっと、こわいニュースが

1日2杯で、流産の確率が2倍も上昇するらしい、結構リスキーですね。


妊婦のカフェイン摂取で流産リスク高まる 研究

妊娠中の女性が1日コーヒー約2杯分のカフェインを摂取した場合、カフェイン摂取量ゼロの妊婦と比較して、流産の確率が2倍に上昇することが、最新の研究で21日明らかになった。


米産婦人科ジャーナルに掲載された論文によると、医療団体カイザー・パーマネントの研究チームは、妊娠初期の女性1063人を対象に調査を実施した。その結果、カフェインを摂取しない女性の流産率は12.5%だったが、1日200ミリグラム以上のカフェインを摂取する女性の流産率は25.5%にのぼった。1日の摂取量が200ミリを下回る女性についても流産率上昇が確認されたものの、上昇幅は大きくなかった。また、カフェインの由来がコーヒーや炭酸飲料水、お茶、ココアと異なっていても、調査結果に違いはなかった。


カフェインが危険とされているのは、胎盤から胎児に影響を与え、胎児にはカフェインを代謝する能力がないため。カフェインは細胞の発達を阻害し、胎盤への血液の流れを減少させる恐れがある。動脈収縮が起きた場合、血流が阻害され、流産を引き起こすという。


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